<第1期>
- 1991 -
Sep.プロデューサー長戸大幸を介して大島康祐(Key)、上杉昇(Vo)、柴崎浩(G)の3人によりWANDS結成。バンド名であるWANDSは、タロット・カード“WANDS”から付けられている“情熱”とか“理想に向かって進む”という意味を持ち、バンドを始めるに当たって相応しいということで、そのままネーミングされた。
それぞれが異なる音楽スタイルとバックボーンを持つ3人が、お互いの資質を認め合いながら独自のサウンドを築くべくデモテープ制作を開始。
4.Dec.1stシングル「寂しさは秋の色」でデビュー。

- 1992 -
13.May.2ndシングル「ふりむいて抱きしめて」リリース。
17.Jun.1stアルバム『WANDS』リリース。ダンスビート、ハードなギターサウンド、ポップなメロディーが融合したWANDSサウンドの原型が完成。この頃より口コミでじわじわとその人気が浸透していく。
1.Jul.3rdシングル「もっと強く抱きしめたなら」リリース。このシングルがロングセラーを記録、発売後 約7ヶ月にしてチャートの一位を獲得する。しかし、シングルリリース後、キーボードの大島が、自身のユニット(現SO-Fi)結成のために脱退。
Sep.大島に代わり、ギターの柴崎の旧友である木村真也(Key)が加入。第2期WANDSがスタート。

<第2期>

- 1993 -
26.Feb.4thシングル「時の扉」リリース。WANDSの人気を決定的なものにする。
17.Apl.2ndアルバム『時の扉』リリース。満を持してリリースされた作品だけに期待も高く、200万枚を越える大ヒットを記録。
17.Apl.5thシングル「愛を語るより口づけをかわそう」リリース。
7.Jul.6thシングル「恋せよ乙女」リリース。
WANDSサウンドは完全に一般にも定着し、そのキャッチーなメロディーラインとポップさの中にハードさを加味したサウンドが時代を駆け抜ける。
6.Oct.3rdアルバム『Little Bit...』リリース。
17.Nov.7thシングル「Jumpin' Jack Boy / White Memories」リリース。
Dec.渋谷ON AIRにてシークレットライブ・ビデオシューティングを行う。

- 1994 -
Apl.渋谷ON AIRにて初のライブ、“LIVE-JUNK #0”を行う。
8.Jun.8thシングル「世界が終るまでは…」リリース。この頃から、よりロック色を強めたサウンドに音楽性が移行。
Jun.渋谷公会堂、中野サンプラザにて初のホールライブ“LIVE-JUNK 1st KEEP MY ROCK'N ROAD”を行う。チケットは発売後数時間でSOLD OUT、大盛況の内に幕を閉じる。その後、再び制作活動に専念するが、ライブ活動が彼らに与えた影響は大きく、この頃よりバンドの音楽性が微妙に変化。試行錯誤を繰り返しながら94年を終える。

- 1995 -
13.Feb.9thシングル「Secret Night 〜It's My Treat〜」リリース。約8ケ月ぶりにリリースされたこのシングルはよりグランジ色を強め、オルタナティヴな方向へWANDSを向かわせる実験的な作品となった。
24.Apl.4thアルバム『PIECE OF MY SOUL』リリース。
約1年半ぶりに届けられたオリジナル・アルバムでは、以前のポップなWANDSサウンドは影を潜め、より深くワイルドなロックサウンドへとWANDSが傾倒していることを証明。WANDSのポップなサウンドを要求するファンと、ロックな世界への傾倒を歓迎するファンの間で賛否両論を呼ぶ問題作となる。
Apl.アルバムリリースと並行して、初の全国ツアー“LIVE-JUNK #2 PIECE OF MY SOUL”スタート。全国7ケ所、計11公演を行う。このツアーによりWANDSの方向性が、オルタナティヴ・ロックの世界に向いていることを実証。彼らの音楽スタイルの変化をも示唆する内容となる。
しかし、ツアー終了後、再びWANDSは自らのサウンドの熟成期間に突入。
4.Dec.10thシングル「Same Side」リリース。またまた8ケ月振りとなる新作は、実質上、第2期WANDSが再びポップな方向へ歩み寄らないことを、宣言したことになる。

- 1996 -
26.Feb.11thシングル「WORST CRIME 〜About a rock star who was a swindler〜 / Blind To My Heart」リリース。
両A面となったこのシングルでは、内面へと向かった上杉昇の心理状態の葛藤、柴崎浩のギターサウンドの変化が顕著だ。
16.Mar.WANDSのそれまでの軌跡と記録の集大成ともいうべきベスト・アルバム『SINGLES COLLECTION +6』リリース。変化するWANDSサウンドの中で、一つの区切り的作品となる。
その後、WANDSは再び一切の沈黙状態に入る。

<第3期>

- 1997 -
Early.97音楽性の相違を理由に、ヴォ−カリストの上杉及びギタリストの柴崎がバンドの脱退を表明。
WANDS存続の危機を迎える。しかし、残った木村は、WANDSを解散させることなく、活動を続けることを決意。
新たなるWANDSのメンバーを探していたところ、別々の活動をしていたヴォ−カルの和久二郎とギターの杉元一生に出会う。
May.新メンバーでスタジオに入りレコーディングを開始。そして、数曲のデモテープ制作を行いながら第3期WANDSの第一弾シングルを完成させる。
3.Sep.WANDSの通算12枚目のシングルであり、第3期WANDSの始動作ともなるWANDS1年半ぶりの新作「錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう」をリリース。
再び93年時に見られたWANDSの王道サウンドを彷彿させるキャッチーなメロディーとハードさの中にもポピュラリティーを伴ったサウンドが帰ってきた。
6.Nov.WANDSの統括的役割を果たした「WANDS BEST 〜HISTORICAL BEST ALBUM〜」をリリース。
Dec.9月から楽曲制作に入っていた第3期WANDSとしては2枚目となる、13thシングルのレコーディングに本格的に突入。

- 1998 -
11.Feb.13thシングル「Brand New Love」リリース。シンプルなロック・サウンドに数種類のサンプリング音やスクラッチ、ラップのアレンジを施すことによって、今までにない程、ドライブ感溢れるスペイシーな作品に仕上がっている。作詞の坂井泉水(ZARD)が、イントロで参加したことでも話題に。
10.Jun.第3期WANDSとしては初のバラードとなる14thシングル「明日もし君が壊れても」リリース。壮大なロック・バラードにのせる詞は、前回同様に坂井泉水(ZARD)が担当。98年に入ってからWANDSの活動は活性化する。今までWANDSサウンドを継承しながらも、新しいサウンド・アプローチを打ち出したアレンジが第3期WANDSの特徴とも言える。
- 1999 -
31.Mar.15thシングル「「今日、ナニカノハズミデ 生きている」」リリース。doorsの名曲「ハートに火をつけて」を彷彿させるオルガンのフレーズ、シンプルさとハードさを追及したエッジのきいたギター、力強くからみついてくるヴォーカル、その一つ一つがWANDSの新境地を感じさせる意欲作に仕上がった。
27.Oct.7thアルバム『AWAKE』リリース。3人で出す初のアルバムということもあり、どうしても100%納得のいく、個々のベストを全て出し切ったものに仕上げたい。そんな思いを込めて“WANDSサウンド”をとことん突き詰めた作品。
- 2000 -
Mar.91年より約10年、あらゆる角度から“WANDSサウンド”を構築し、さらなる追及を続けてきたWANDSは“解体”を表明。ベストを込めたアルバム『AWAKE』は、これからのメンバー個々のスタートとなるきっかけの一つとなった。今後の活動へとつなげていけるよう、メンバーはそれぞれ次のステップへ移っていく。