各誌のリーダーズ･ポールのベース部門で長らく不動のナンバーワンのポジションに座り続ける、泣く子も黙るスーパー･ベーシスト、ビリー･シーン初のソロ･アルバムがいよいよBIG M.F.よりリリース！日本においても絶大な人気を誇るミスター･ビッグに加え、ジョン･ノヴェロ（Org）･デニス・チェンバーズ（Ds）とのフュージョン･ユニット、ナイアシンでも活躍するビリーだが、タラス〜デヴィッド･リー･ロスを含めたこれまでのキャリアの中でも、自身のソロとしては本作が初めての作品となる。 気になるサウンドの方は、タイトル『コンプレッション（“圧縮”の意）』がまさに象徴しているように、ビリーの持てる懐の深い音楽性が高い密度でギュッと封印されている印象で、ミスター･ビッグでお馴染みの親しみやすいメロディー･ラインもしっかりと健在だ。もちろん“四弦達人”と呼ぶに相応しいベース･プレーは神業の域に達しているのは言うに及ばず、ソロ作に相応しく、大半のパートを自身でレコーディングしており、デヴィッド･ボウイにも通 じるムードのヴォーカル（全曲）、そしてベースに劣らず豊かな表現力を発揮している達者なギター･プレイも、一級品の腕前！ プロデュース／エンジニアリングは数々のヒット作を手掛けてきたパット･リーガン（ミスター･ビッグ、キッス、モトリー･クルー、ディープ･パープル他）が担当、さらにゲスト･ミュージシャンには驚異のウルトラCクラスのテクニックでギター･ソロイストの頂点に立つスティーヴ・ヴァイ（初代デイヴ･リー･ロス･バンドにビリーと同時在籍、他にフランク･ザッパ、アルカトラス、ホワイトスネイク、ソロ）と、こちらも人気／実力の両面 でミュージシャンズ･ミュージシャンとしても常に最高峰の地位にある超人ドラマー、テリー・ボジオ（ジェフ･ベック、フランク･ザッパ、ブレッカー･ブラザース、UK、ミッシング･パーソンズ、ザ･ナック、ボジオ･レヴィン･スティーヴンス他）を迎え、まさに“夢の共演”というべき超絶技巧派バトルも実現。21世紀初頭の大注目作、ロック･ファンは絶対に“買い”の1枚!!

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